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抜歯とインプラントの診断を受けた場合でも、歯根に破折がなく歯周組織の支持が残っていれば、根管治療で歯を保存できる可能性が残っていることがあります。この事例では下顎の奥歯をPlazenプラズマ根管治療と当日クラウンで、抜歯せずに修復しました。
「抜いてインプラントを入れなければなりません。骨移植も必要です。」——仁川の歯科医院でこう説明を受けた患者様が、奥歯1本を守る方法がまだ残っているかを確かめるために、城北区の誠信女子大入口駅までいらっしゃいました。
💡 要点まとめ 3行
抜歯予定だった下顎の奥歯を根管治療で保存し、当日クラウンまで終えた治療記録です。
初回の相談で、患者様は状況を落ち着いて整理して話してくださいました。古い修復物の下でむし歯が深く広がり、痛みが繰り返されたため近くの歯科医院を受診したところ、抜歯後にインプラント埋入と骨移植が必要だと説明されたとのことです。歯を抜くという結論を受け入れきれずに調べるうちに、天然歯を守る治療を最初に検討する聖母歯科医院にたどり着かれました。
初診時のレントゲン写真では、むし歯が歯髄(神経)まで進行した所見とともに、歯根周囲の歯槽骨に炎症性の変化が疑われる部位が観察されました。感染が神経を越えて根の先端周囲にまで影響し始めた段階で、このままにしておけば実際に抜歯につながりかねない状態でした。
一つ、はっきりさせておきたいことがあります。以前の抜歯の判断が間違っていたと言いたいのではありません。同じ歯でも、検査の範囲と評価基準、そして使える治療手段によって計画は変わり得ます。この記事は、その違いが実際の結果につながった過程を記録したものです。
保存の可能性は、歯根破折、歯周組織の支え、残存歯質、感染制御という4つの評価で分かれます。
私は抜歯の話をする前に、4つの段階を順番に確認します。この順番は、どれか一つでも通過できなければ保存にこだわらない、という意味でもあります。
この奥歯は4つの関門をすべて通過しました。むし歯は深かったものの歯根は無傷で、歯周組織の支えと残った歯質も修復に耐えられる水準でした。必要のない治療を勧めないことと同じくらい、まだ可能な治療を簡単にあきらめないことも、聖母歯科医院が守ってきた原則です。過剰診療をしないという言葉には、試せる保存治療を飛ばさないという意味も込められていると考えています。
プラズマ根管治療とは、根管消毒の段階に低温プラズマ殺菌を併用する根管治療の方式です。
根管治療がうまく終わらない主な原因の一つは、根管内に残る細菌です。奥歯の根管は側枝(側方根管)と微細な象牙細管が絡み合っており、器具と洗浄液だけでは隅々まで届きにくい構造です。聖母歯科医院が使用するPlazenプラズマシステムは、この消毒段階で根管内部の99%以上の殺菌を補助するよう設計された装置です。導入をためらうほど投資が必要なシステムですが、抜歯の前に最後の試みができる手段として備えています。
治療は麻酔から始まります。コンピューターが麻酔液の注入速度を一定に制御するi-JECTを使用し、必要に応じて骨内麻酔(Quicksleeper)を併用します。痛みを減らすよう設計された装置であり、聖母歯科医院が痛みを抑える麻酔システムに力を入れる理由は単純です。痛ければ治療を先延ばしにし、先延ばしにしている間に守れるはずの歯を失ってしまうからです。
根管治療の長期成績は文献でも確認されています。約146万本の根管治療歯を8年間追跡した米国の大規模疫学研究(Salehrabi & Rotstein、Journal of Endodontics掲載)では97%の歯が口腔内に維持されていたと報告され、International Endodontic Journalに掲載されたシステマティックレビュー(Ngら)でも、根管治療後2〜10年の歯の生存率を86〜93%程度と報告しています。もちろん統計が個々の歯の結果を約束するわけではなく、この数値は、条件が合う歯であれば保存を試みる根拠が十分にあるという意味で読むのが正確です。
当日補綴とは、スキャンから切削、焼結、接着まで技工所に依頼せず院内で一日のうちに終える方式です。
根管治療を終えた歯は中が空洞で割れやすいため、噛む力に耐えるクラウンで覆う段階までが一つの治療です。一般的な方法は型を取って技工所に送り、1〜2週間ほど仮歯で過ごすことですが、聖母歯科医院は誠信女子大入口駅の診療室の中にクラウン製作チェーンを備え、当日補綴で進めます。仁川から通われるこの患者様にとっては、来院回数を減らすこと自体が治療の一部でもありました。
治療を終えた患者様は「仁川から来た甲斐があった」とおっしゃいました。「歯を抜かなくていいと聞いて安心した」とも話してくださいました。
歯根周囲にあった炎症の所見は、根管治療の後に数か月かけて回復の経過を確認する必要がある部分なので、定期検診で経過観察を続けていく予定です。
天然歯の保存が有利な場合と、抜歯後のインプラントが推奨される場合は、はっきり区別されます。
歯根膜が残っている天然歯は、噛む力や食感を脳に伝える感覚構造を維持しているという点でインプラントとは異なると知られています。一方、インプラントは保存が難しい歯を置き換える治療で、国際的なインプラント文献では10年生存率が約96.4%と報告されるほど成績が安定していることが確認されています。結局のところ問うべきは「どちらがより良い治療か」ではなく、「この歯はどちらに該当するのか」です。
| 項目 | 抜歯後のインプラント | 天然歯の保存(根管治療+クラウン) |
|---|---|---|
| 歯の根 | チタン製の人工歯根に置き換え | 天然の歯根を維持 |
| 噛む感覚 | 歯根膜の喪失により感覚の伝達が減少 | 歯根膜の維持により固有感覚を保存 |
| 治療期間 | 骨移植を伴う場合、通常約3〜6か月以上 | 根管治療は通常2〜4回の通院、クラウンは当日製作 |
| 外科手術 | 抜歯・埋入・骨移植の手術を伴う | 非外科的治療 |
| 健康保険(韓国) | 満65歳以上で2本までなど条件付きの一部給付 | 根管治療は保険適用(クラウンは自費) |
| 長期予後(文献) | 10年生存率 約96.4%の報告 | 2〜10年の歯の生存率 約86〜93%の報告 |
※ 2026年8月時点。生存率の数値は国際的な学術文献の報告値であり、個々の結果とは異なる場合があります。
この事例のように天然歯の保存が適しているのは、次のような場合です。
反対に、抜歯後のインプラントという選択肢が推奨される状況もはっきりとあります。
☑ 抜歯と診断されたら、決める前に確認したい4つのこと
抜歯という診断を受けたら、必ず抜かなければならないのですか?
すべての抜歯の診断が最終結論というわけではなく、国際的な文献レビューでは根管治療後2〜10年の歯の生存率を約86〜93%と報告しています。ただし、垂直歯根破折や重度の歯周炎のように抜歯が合理的な選択である場合もはっきりあるため、3D CTなどの精密診断で歯の状態を確認してから決めることが望ましいです。
プラズマ根管治療は一般的な根管治療と何が違うのですか?
根管消毒の段階で、根管内部の99%以上の殺菌を補助するよう設計された低温プラズマシステムを併用する点が異なります。根管拡大、洗浄、充填などその他の工程は標準的な根管治療と同じで、器具が届きにくい微細な構造の細菌制御を補助することが目的です。
根管治療をした歯はどのくらい長く使えますか?
約146万本の歯を追跡した米国の大規模疫学研究では、根管治療後8年時点の歯の残存率を約97%と報告しています。ただし、実際の維持期間は口腔衛生の管理、咬合力、クラウンの状態によって変わり得るため、定期検診が長期的な維持に役立つ場合があります。
根管治療と当日クラウンの費用はどのくらいですか?
根管治療は韓国の健康保険の給付項目で、医院での外来診療の場合、自己負担率は通常30%程度です。クラウンは自費項目です。2026年8月時点で、クラウンの費用は選択する材料と歯の状態によって異なるため、正確な金額は検診後に個別にご案内しています。
城北区や誠信女子大の近くで抜歯と診断されたのですが、歯を残せるかどうかをもう一度確認してもらえますか?
抜歯を決める前には、歯根破折の有無と歯周の状態を3D画像で確認する精密診断が推奨されます。誠信女子大入口駅2番出口から徒歩30秒の聖母歯科医院では、3D CT診断とPlazenプラズマ根管治療をもとに、天然歯を保存できる可能性をまず検討しています。
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抜くという決定はいつでも下せますが、元に戻すことはできません。だから私は、抜歯の前にもう一度問いかけます。この歯が自分の家族の歯だったら、今抜こうと言うだろうか、と。1998年開院の聖母歯科医院の3代目院長として、その問いに「はい」と答えられる治療だけをお勧めします。天然歯を守ることは、この診療室がこれからも守り続ける原則です。
聖母歯科医院 診療のご案内
📍 ソウル特別市城北区東小門路20ga街2、3階
🚇 誠信女子大入口駅(4号線)2番出口より徒歩約30秒 · 駐車:ユタモールで2時間までサポート
📅 月・水・金 09:30〜18:30 · 火 09:30〜20:00(夜間診療) · 土 09:30〜14:30(昼休みなし) · 昼休み 13:00〜14:30 · 木・日・祝日 休診
💬 ご予約・ご相談:NAVER予約 · NAVERトーク相談 · カカオトークチャンネル
🟡 1998年開院、2022年4月より3代目院長が責任をもって診療
本治療事例は2026年8月時点の情報をもとに作成されました。
本文の説明の学術的根拠となる査読論文です(院長 チャン・テユン 選定)。治療結果には個人差があります。